本物の年明け | autochromatics differencia

本物の年明け

 昨日、無事修士論文を提出してきました。修士課程最大の仕事はこれで実質的に完了です。


 関係各位(特に相方)には大変お世話になりました。


 あとは研究計画書の提出が残っていますが、分量もA4一枚と少なく、内容も修論の延長線上に位置づけて書くので、特に困難はないと思います。


 執筆の過程では様々な労苦があり、自身の未熟さを痛感させられもしましたが、総体的には、議論を構築する愉悦が身のうちにしみじみと流れてくるような時間でした。執筆の終了が一抹の寂しさを伴って感じられるほどに。論文執筆はやはり学問を志す者にとっての最大の喜びだと再確認しました。それは同時に最大の試練でもあるのですが。


 何はともあれ、まずは体調の回復に努めます。ここ数日、心臓が痛むほど咳が悪化しているのです。今日は医者に行ってきます。


 今後はしばらく呆けていたい気もしますが、休むことができない性格なので、また体調が回復次第通常業務に戻ります。まずは山積している必読文献の消化に傾注します。


 あと、2月中には札幌に旅行しようと思っているので、その際にはそちらの皆さんよろしく接待して下さい。函館のニューフェイスにも会いに行きたい。